101本並べると「かっこいい」の意味が変わった
コマチWEBサポートでは、営業のご提案用に業種別の見本ホームページを作り続けて、気づけば101本になりました。整体院、塗装業、水道工事、カフェ、学習塾、造園業、運送業。同じ「1ページのホームページ」でも、業種が変わると作り方は驚くほど変わります。

作り始めた頃の私は「洗練されたデザイン=良いホームページ」だと思っていました。101本作ったいまは違います。良いデザインとは、その業種のお客さまが「見たいもの」が、迷わず見える状態のことです。かっこよさは、その次に来ます。
これからホームページを作る方・作り直す方に向けて、101本で見えてきた「業種で変わるもの」と「業種を問わず外せないもの」を分けてお伝えします。発注前にこの区別を知っておくと、業者との話がかみ合いやすくなります。
業種で変わるもの1:お客さまが最初に見たいもの
一番大きな違いはここです。ページを開いて3秒で目に入るべきものが、業種ごとに違います。

- 塗装・リフォーム・造園などの施工業:施工事例の写真です。特にビフォーアフターの2枚組は、どんな売り文句より雄弁です。見本を作るときも、事例写真を最上部に置いた構成が一番しっくりきます
- 整体院・美容室・サロン:施術者の顔と院内の雰囲気です。体に触れるサービスは「どんな人が・どんな場所で」の安心感が先で、メニューや料金はその後です
- 飲食店:料理の写真と、営業時間・場所です。凝った理念のページより、「今夜行けるか」が3秒で分かることが選ばれる条件です
- 士業・コンサルタント:実績と専門分野の明示です。写真よりも「何を何件やってきたか」の具体性が信頼になります
発注のときは「うちの業種で、お客さんが最初に知りたいことは何か」を業者に聞いてみてください。ここに業種ごとの答えを持っている業者なら、話が早いです。
業種で変わるもの2:色と書体の「温度」
色の正解も業種で分かれます。101本の見本では、業種ごとに配色を変えて作り比べてきました。
たとえば水道工事や電気工事は、青系の落ち着いた配色が合います。緊急で探すお客さまが多く、「ちゃんとした会社か」を一瞬で判断されるからです。逆にカフェやお菓子屋さんで同じ青を使うと、途端に事務的な冷たさが出ます。暖色と手書き風の書体で「温度」を上げるほうが、お店の空気が伝わります。
これはセンスの話ではなく、お客さまがその業種に期待している空気に合わせるという話です。デザインの好みで選ぶより、「同業で流行っている見せ方」を1つの基準にするほうが外しません。
業種を問わず外せない3つの土台
一方で、101本すべてに共通で入れているものもあります。ここは業種に関係なく、欠けると問い合わせが減る土台です。

- スマホで見た状態を基準に作る。お店や地域の業者を探すお客さまの多くはスマホです。パソコンでかっこよくてもスマホで崩れていたら、その導線は存在しないのと同じです
- 問い合わせの手段を1画面に必ず置く。電話・LINE・フォームのどれでもよいので、スクロールのどこで止まっても連絡手段が視界にある状態にします
- 「誰が・どこで・何をしているか」を最初の画面で言い切る。屋号だけ大きく出ていて何の会社か分からないページは、デザインが良くても読まれずに閉じられます
見本を営業でお見せすると、反応が良いのは決まって「派手なページ」ではなく「自分のお店に置き換えて想像できるページ」です。土台の3つは、その想像を助けるための最低条件だと考えています。
見本は「完成予想図」として使う
ホームページの発注で一番怖いのは、出来上がってから「思っていたのと違う」となることです。見本はそれを防ぐ道具です。

発注前に、同業種の見本やサイトを2〜3個見て、「この写真の場所がうちの店の写真になる」「このメニュー表がうちの料金になる」と置き換えて眺めてみてください。それで想像が湧かない見本は、あなたのお店に合っていません。想像が湧いたものを業者に見せて「この方向で」と伝えれば、完成後のずれは大きく減ります。
言葉で「シンプルで温かみのある感じ」と伝えるより、見本を1つ見せるほうが、業者との認識合わせは確実です。101本作ってきた側から言うと、見本を持ってきてくださるお客さまとの仕事は、仕上がりの満足度が目に見えて高いです。
コマチWEBサポートでは、業種別の見本ホームページをお見せしながら、「あなたのお店ならこう変わる」の完成予想図ベースでご提案しています。発注が決まっていない段階の「見本だけ見たい」も歓迎です。
- コマチWEBサポートのHPでサブスクプランを見る: https://komachi-dx.com
- LINE公式で無料相談: https://line.me/R/ti/p/@633tppon
- メール相談: [email protected]
💬 あきらの一言
見本を作り始めた頃は、正直「自分がかっこいいと思うもの」を作っていました。反応が変わったのは、業種ごとにお客さまの見たいものへ寄せてからです。営業で見本をお見せすると、説明の言葉より先に「うちもこの写真の場所に、うちの店の写真が入るんですね」と相手が話し始めてくれます。軽貨物で言えば、荷物の説明を百回するより、実物を一度見てもらうのが早いのと同じでした。101本は正直作りすぎたかもしれませんが、この「実物で話が始まる」感覚をつかめたのが一番の収穫です。
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