「月100万PV」は、1日約3.3万PVです
「うちみたいな整体院でも、月100万PVって関係ありますか?」
山田さんのような個人店オーナーから見ると、月100万PVはかなり遠い数字に見えます。PVは「ページが何回表示されたか」という意味です。月100万PVを30日で割ると、1日あたり約33,000PV。1人が平均3ページを見るなら、1日約11,000人分の訪問に近い規模です。
結論から言うと、普通の会社案内、料金表、事例、ブログのような静的なホームページなら、Cloudflare Pagesはかなり大きなアクセスにも向いています。ただし「無料だから何をしても大丈夫」ではありません。見るべき場所は、PVそのものよりも、問い合わせフォームや予約処理のような動的な処理です。

結論:静的HPならPVより「動的処理」を見ます
Cloudflare Pagesが強い理由は、ページを毎回サーバーで作らず、あらかじめ作ったHTML・CSS・画像をCloudflare側から配れることです。
2026年6月18日時点で公式情報を確認すると、Cloudflare Pagesの無料プランでは、静的ファイルを中心に大きなアクセスへ対応しやすい構成になっています。一方で、Pages Functionsを使う処理はWorkersの無料枠に入り、1日100,000リクエストの目安があります。
つまり、次のように分けて考えると安全です。
| 用途 | 向いている置き方 | 注意点 | |---|---|---| | 会社案内・料金表・ブログ | 静的ページ | 更新回数と画像サイズを見る | | 事例写真 | 静的画像 | 1ファイル25MiBを超えない | | 問い合わせ | LINE・メール・外部フォーム | 個人情報をサイト内に保存しない | | 予約・会員ページ | 認証付きの別設計 | Cloudflare Accessなど既成の認証を使う |
軽貨物の現場でも、荷物を積む前に「常温」「冷蔵」「割れ物」を分けるだけで事故が減ります。ホームページも同じで、公開してよい情報と、認証や外部サービスに逃がす情報を分けるのが先です。

Cloudflare Pagesが月間PVに強い3つの理由
1. 静的ページは毎回計算しない
WordPressのようにアクセスのたびにサーバー側でページを組み立てる仕組みだと、アクセスが増えた時にサーバー負荷を気にする場面があります。
Cloudflare Pagesの静的サイトでは、先に作ったページを配る形にできます。たとえば「料金ページ」「会社概要」「施工事例」「ブログ記事」をHTMLとして用意しておけば、アクセスのたびに裏側で重い処理を走らせる必要がありません。
2. 画像やCSSも静的ファイルとして配れる
ホームページの表示は、本文だけではなく画像、CSS、JavaScriptなどの小さなファイルも一緒に読み込まれます。月100万PVという言葉だけを見ると不安になりますが、静的ファイル中心のサイトなら、まず気にするのはPVそのものよりファイル数・1ファイルサイズ・ビルド回数です。
ただし、画像をそのまま重いサイズで置くのはおすすめしません。スマホで見る人が多い小さな会社のHPなら、画像は横幅を調整し、必要以上に大きいPNGや動画を直接置かないだけでも体感速度が変わります。
3. 更新回数の上限が現実的
無料プランの制限でまず見るべきなのは、月500回のビルドです。ビルドは、サイトを作り直して反映する作業のことです。
毎日1回ブログを出しても月30回。週に何度か料金や事例を直しても、通常の中小企業HPなら500回に届くことはあまりありません。逆に、AIに自動で1日何十回も更新させる運用にするなら、ここは先に制限を見ておくべきです。
無料プランで確認したい数字
月間PVだけでなく、次の数字をチェックすると判断しやすくなります。
| 確認項目 | 2026年6月18日時点の目安 | 小さな会社での見方 | |---|---:|---| | ビルド回数 | 月500回 | 通常更新なら足りやすい | | ファイル数 | 20,000ファイル | 一般的なHPなら余裕を持ちやすい | | 1ファイルサイズ | 25MiB | 動画・巨大画像は別管理 | | カスタムドメイン | 1プロジェクト100個 | 1社HPなら十分 | | Pages Functions | 1日100,000リクエスト枠に注意 | 予約・問い合わせで使う時に確認 |
参考にした公式情報は、次の3つです。仕様は変わる可能性があるため、公開前や大きな移行前には最新の公式ページを確認するのが安全です。
- Cloudflare Pagesの制限: https://developers.cloudflare.com/pages/platform/limits/
- Pages Functionsの料金と無料枠: https://developers.cloudflare.com/pages/functions/pricing/
- Cloudflare Pages公式ページ: https://pages.cloudflare.com/

小さな会社なら「静的にできるもの」を先に逃がす
最初から完璧なシステムを作ろうとすると、費用も確認項目も増えます。おすすめは、まず静的にできるものをCloudflare Pagesへ寄せることです。
たとえば、整体院なら次の順番です。
- 店舗紹介、料金、アクセス、よくある質問を静的ページにする
- 予約はLINE公式や既存予約サービスへ逃がす
- お客様の声は個人が特定されない形にする
- ブログは月数本から始める
- 顧客名簿や内部資料はホームページに置かない
この分け方なら、HPの表示部分は軽くしつつ、個人情報を扱う部分は外部サービスや認証付きの仕組みに任せられます。コマチでも、機密情報を扱うアプリは認証なしで公開しない方針にしています。便利さより先に、事故を起こさない線引きが大事です。

まとめ:月100万PVより、設計の分け方が大事です
Cloudflare Pages無料プランが月間PVに強いのは、静的ページの配信に向いているからです。月100万PVは1日約33,000PV。地域の整体院、カフェ、士業、工務店などの通常HPでは、まず「そこまで伸びたら嬉しい」くらいの大きな数字です。
ただし、問い合わせ、予約、会員ページ、顧客管理まで同じ場所に詰め込むと話が変わります。静的に見せる情報と、認証や外部サービスに逃がす情報を分ける。ここを先に決めると、無料プランを安心して使いやすくなります。
コマチでは、中小企業・個人事業主向けに、ホームページの移行、LINE公式、AI活用、運用ルールづくりをお手伝いしています。今のHP費用を見直したい方は、まずは「静的にできるページ」と「人間確認が必要な情報」を一緒に分けるところから始めましょう。
- コマチHPでサブスクプランを見る: https://komachi-dx.com
- LINE公式で無料相談: https://lin.ee/T7Q1XlW
- メール相談: [email protected]
💬 あきらの一言
ホームページは、全部を同じ場所に置くほど事故が起きやすくなります。軽貨物でも、割れ物や冷蔵品を同じ感覚で扱わないように、HPも「見せる情報」と「守る情報」を分けるだけでかなり安全になります。無料で使える範囲を活かす前に、この線引きを決めておくのが大事です。
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